fusetterで投稿しようと思ったのですがエラーになってしまったのでこちらに。
ぜひぜひtwst好きな皆さんにも観に行って欲しい映画でした🥲
ネタバレ注意!冒頭の『ワンス・アポン・ア・スタジオ -100年の思い出-』の吹替版は映画館でしか観られないそうなのでぜひぜひ……。やっぱり三木慎一郎のアラジンに一番私は馴染みがある…
個人的に一番えーん となったところが ラスト、貴女は空を飛びたいのよね この子はピーター、空を飛ぶための研究をしているの的な台詞で女王が紙飛行機を手にした”人間”のピーターを紹介したところ
「自由に空を飛びたい」というのは非現実で魔法の世界での願いだけど、人間は空を飛ぶための工夫を長年かけて行ってきた、その願いは、人生をかけた努力によって自分で叶えることができるんだな…と物語から受け取るメッセージもあいまって胸が熱くなった。もしかしたら、ネバーランドにいるピーターも、この人間のピーターが見たひとつ夢なのかも。
ディズニー映画のメッセージも、夢や魔法によって願いが叶うハッピーエンドから、自ら行動を起こし、変化することで叶えるハッピーエンドに移り変わってきている。
その時の社会で生きる人々にとって、励みになったり背中を押してくれる、必要なメッセージを物語に託して表現し続けてきたディズニーの100年を映画を見ている間中ずっと感じて感涙だった。
作中のおじいさんが願ったように、ディズニーの世界観はこうして人々の心を動かす歌を歌い続けてきたんだろうな…と思った。ただ、魅力的な歌は時に人を惑わし、扇動する危険性も秘めていることもちゃんと作中で危惧している。ディズニーは第二次世界大戦中に戦争肯定のプロパガンダ映画を作らざるを得なかったという歴史があることを以前知ってショックだったんだけど、そういうプロパガンダ的危険性も理解したうえで私たちは物語を作っているよ、そんなクリエイターのメッセージみたいなものも感じた。
数々のオマージュも熱い。絵本がめくられて物語が始まるのはクラシックディズニーの定番だし、マレフィセントの雷や茨、白雪姫の鏡、美女と野獣の足の生えた馬車?、エンドロール後につながる”星に願いを”など……。
同時上映のオリジナル短編映画『ワンス・アポン・ア・スタジオ -100年の思い出-』はヴィランもヒーローもみんなオールスター総出演で本当に楽しい。集合写真の時にちょっと微笑浮かべてくれるジャファーに萌えキュンした。なんかこの…ヴィランもヒーローも一緒になって物語を彩ってきた魅力的なキャラクターのひとりとして集合写真が撮られる感じがとてもよくって、ツイステでもこんな風景が見れたらいいな〜なんて思ってしまった。
ウォルトの想いを繋ごうというクリエイターの決意とリスペクトの結晶みたいな映画だった
こういう100年続くコンテンツをリスペクトして丁寧に作られている作品だということもついすての世界からはひしひしと感じるし、改めてついすてを好きになれてよかったし、でぃずにーって良いなぁ……クリエイターってすごいな、と、心が洗われて綺麗な涙が出たのでした。
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